小児科専門医試験の第3弾。
本日は試験前の用意と当日の注意事項を伝えます。
試験直前の準備
まずは受験票と一緒に送られてくる「受験される方へのご案内」を熟読して、試験日・会場・持ち物などを確認しましょう。
試験日は基本 9月の第1週土日 に行われます。
次回はすでに試験日が発表されており 2021年9月4,5日 となっています。
試験会場は例年 国立京都国際会館 となっています。
持ち物はマークシート用の鉛筆や消しゴム、鉛筆削り、置時計、体温調整しやすい服装などを準備しておきましょう。
試験当日の注意事項
当日は遅刻せずに試験会場に向かいましょう。
受付やトイレなどを考えて1時間前には到着しておいたほうがよいです。
受験票だけは忘れないように!
1日目は筆記試験です。筆記試験は2部構成で試験の合間に休憩時間があります。
休憩時間にはトイレ渋滞ができます。わからないことがあれば、この時間を使って勉強しましょう。意外と次の試験で同じ疾患が出たりします。
自分自身は参加できなかったのですが先天性代謝異常症セミナーで強調されていた疾患が試験に出ていたみたいで参加を検討してください。
最近のトレンドや公衆衛生的な医療統計的な部分も出題されます。
新生児死亡率、乳児死亡率、特殊出生率、年代別の死亡原因のランキングなどは頻出なのでしっかり覚えましょう。
2日目は面接試験です。
まず雑談が少しあります。多くの人は小児科の中で何を専攻するか聞かれることが多いみたいです。
その後、事前に提出したサマリーの中から2症例がピックアップされ質疑応答があります。
- 鑑別疾患は何だったか?
- 他の治療の選択肢はあったか?
- 疾患と治療を患者の親にどう説明したか?
- 治療中は何に気を付けて経過観察したか?
- 治療に反応しなかった場合はどういう選択肢があるか?
- 退院時の説明はどのうようにしたか?
- フォローアップはどうしているか?
試験官によってだいぶ面接の雰囲気も違うようですが、あまり圧迫面接ではないです。
以上で事前準備・試験編を終わります。
最後まであきらめず、試験頑張ってくださいね。
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