医局を辞めようと思った人へ

お金

医局の辞める前に考えること

医局を辞めたいって思う理由はたくさんあると思います。

給料や拘束時間など待遇であったり、人間関係であったり人それぞれだと思います。

自分自身も「辞めてやる」って思ったことは一度や二度ではありません。

ただ一番やってはいけないのは、嫌なことがあったからといって絶対に感情的になって喧嘩して出て行くことはやめてください。

一番大事なのは円満退職です。

まず初めに大学病院を辞める前にちゃんと考えてください。

「本当に医局を辞めるべきなのか、医局を辞める時期なのか」を。

そもそも大学病院は臨床のほかに、研修医等の教育を受けている人と研究をしている人の給料分まで稼がないといけないので自然と給料や時間を考えると圧倒的にコストパフォーマンスは悪いです。

しかし大学病院でしか受けれないメリットもあります。

医局によって多少異なりますが、

  1. しっかりとした教育が受けられ、様々な専門医を取得しやすい
  2. 研究ができ、学位が取得できること
  3. 留学するチャンスが得られること
  4. 研究を続け、日本の医療を引っ張っていけること

が医局のメリットです。

人によって目標が異なるので自分自身が大学病院に残って得られるメリットが無くなった時が辞めどきだと思います。

教育を受けている人や研究をしている人は医局を離れない方が得策です。

後期研修医はお金を貰いながらしっかりとした教育を受けられている訳だし、新専門医制度により研修病院の変更は大変です。

研究に関しても研究だけしてお金を貰うためには大学病院か海外以外は難しいです。

つまり医局の辞めるタイミングは

  • 基本領域専門医の取得後(医師6年目以降)
  • 学位取得や留学後(医師10年目前後)
  • 開業のタイミング(医師15-20年目)

だと思っています。

ほぼ全てじゃん。って突っ込まれそうですが辞めるタイミングは人それぞれです。

ただ簡単に言うと後期研修医は辛いと思っても辞めない方が良いです。体調を崩してまでに働く必要はありませんが辞める前に働く場所や待遇の変更をお願いましょう。

結論は自分自身でしっかり考えてからこのタイミングだと思う時に辞めましょう。

医局を辞める準備

さて医局を辞めると決めたらさくっと準備していきましょう。

さくっと言ってもすぐには辞められません。

専門医や留学、学位を取った人は医局にもよりますが1-3年のお礼奉公をするところが多いと思います。今までの辞めた人と同じようにするのが波風立たなくて一番良い選択肢です。

次に辞めることを伝えるタイミングと今後の再就職先を決めましょう。

辞めることを伝えるタイミングは余裕を持って6か月前に伝えます。

これが医師業界の暗黙のルールです。

辞めた後に医局が大変にならないようにできれば3月末まで働いた方が良いので9月に伝えるのがベストですね。

辞める理由は「人間関係が嫌になった」とか「勤務が大変」とか言わないようにして下さい。

「今後変えて行くから」とか言って説得されるのがオチですから。

「旦那や妻の仕事」、「両親の介護や病気」など家族の理由であったり、「開業」、「開業も考え地元に帰る」、「より専門性を磨きたい」、「知り合いに誘われたからそちらを手伝いたい」など仕事が理由でも医局ではどうしようもできない理由を考えてください。

一番大事なのは何度も言いますが円満退職が大事であることです。

狭い医療業界ですから辞めた後に面倒なことにならないようにしましょう。

次に働く先ですが見つけ方は大きく分けて3つあります。

  • 知り合いのツテで就職先を決める

知り合いのツテで就職先を決める場合は知り合いがいる病院で働くので最初から仕事がやりやすいと思います。また病院の様子もリアルな情報が分かります。

逆に条件交渉ややりにくいことが多く、選択できる病院も限られてしまいます。

ただ転職サイトでは出てこない好条件に巡り合えることもあります。

  • 医師転職サイトで探す

一番のメリットはたくさん比較できることです。

専属のコンサルタントがついてくれるので市中病院に出た際に自分がその診療科の中でどのくらいのポジションなのか、どのくらいの給料がもらえるのかが分かります。

転職情報サイトであまり良いのがないな〜って思っているかも知れませんが、なんと未公開情報も持っており、自分にあった病院を提案してくれます。

サイトを見て自分が「この病院が良い」って思ってもその病院に待ち合わせではなく、最初に近くの喫茶店に行き少し面談があり思い掛けない提案をしてくれることもあります。

実際コンサルタントとの相性もあるので何個か登録してみるとコンサルタントとの相性や提案力が分かります。

実際に自分も活用してみてランキングをつけてみましたので参考にして下さい。

正直言って面倒だし抵抗があると思いますが登録して、市中病院では自分がどのような評価を受けるかが分かるので良い経験にもなると思います。

  • 開業する

「開業は臨床半分、経営半分。」なんて言われますが、今はクリニックで外勤しているのでまさにその通りだと思います。

従業員が多ければ多いほど経営や運営に頭を悩ますことが多くなるみたいです。

収入も必ずしも勤務医より良いとは限らないそうですが勤務医より良いことが多いです。

勤務医は平均1000〜1200万円程度。

開業医は1500〜2000万円程度。

と言われています。

あくまでも平均です。

開業はお店と一緒で立地やどのくらいの規模でやるかがとても重要です。

医師の多くが今までお金のことに疎かったはずですので経営コンサルタントに相談するのも一つです。

経営コンサルタントの費用は開業場所の提案、銀行融資のための資料作り、医療スタッフの面談等をしてもらうとざっと300万前後だそうです。

自分が開業する時は少なくとも開業場所の提案だけは絶対にしてもらおうかと考えています。

それだけでも30-50万前後かかるそうです。

自分でできることとコンサルタントにやってもらうことを考えてやりましょう。

おすすめの医師転職サイトTop5

医師の転職サイトは小さいものを含めると100個以上あります。

しかし大手6社とそれ以外の医師転職サイトには大きな差が存在すると考えます。

今回はその6社を中心に自分が実際に利用してみてわかったおすすめトップ5を発表します。

勝手に分類させてもらいますが、大手の会社が母体となってが経営しているのが「リクルートドクターキャリア」「マイナビDOCTER」、エムステージの「Dr.転職なび」の3つとなります。

大手の会社が経営母体のため独自の他の会社とのパイプを持っており、産業医の仕事を探すならこの3つから探すのが良いです。

個人的な印象は大手だけあってこの3つは落ち着いたコンサルタントがついてくれます。

医師だけでなく他の職種の転職も担っているからか、医師を特別おだてることなく接してくれました。

自分の現在置かれている医師や診療科の中でのポジションや評価、今後のビジョンプランの的確なアドバイスをしてました。

続いて医師転職を専属としている3社です。

それぞれ特徴を出して経営していますので、個人的に他にはないストロングポイント紹介していきます。

メディウェルの「医師転職ドットコム」はなんといっても圧倒的な求人数が特徴です。

他の転職サイトの追随を許さない求人数は圧巻であり、他と比較する意味でも登録する価値があります。

医師なら多くの人が知っている情報コンテンツm3が運営する「エムスリーキャリアエージェント」は転職後も活用できる情報コンテンツを多さが特徴です。

m3のポイントを貯めて商品券に変えられるのも良い点ですね。

「民間医局」のストロングポイントは医師賠償保険だと思います。また情報誌の「ドクターズ マガジン」も読んでいて楽しいです。

医師転職サイトの優劣は個人的に自分の住んでいる地域で自分にあった病院を提案してくれることが大事だと思います。

なので求人数が医師転職サイトの一番の提案力だと思っています。

情報コンテンツ力も大事なポイントだと思っているので比較してます。

実際利用したことがあるサイトを中心にランキングしたので参考にしてください。

1位:医師転職ドットコム4.5

圧倒的な求人数No.1の医師転職サイト
◆求人数◆5.0
常勤20,300件以上 非常勤13,300件以上
合計33,600件以上の求人数(2019年12月時点)
◆コンサルト力◆4.5
求人数が多いためコンサルタント力も抜群
「40代、50代、60代からの医師転職ドットコム」も運営しており年配の人の実績が豊富
◆拠点数◆4.5
全国に地域密着型の7拠点あり
札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡
◆情報コンテンツ力◆4.0
医師のキャリア選択を支援するWebマガジン「エピロギ(EPILOGI)」を運営

2位:民間医局4.4

医師が知りたい情報や医師賠償責任保険など転職後も活用可能
◆求人数◆4.0
常勤10,300件以上 定期5,300件以上 スポット5,200件以上
合計20,800件以上の求人数(2019年12月)
◆コンサルト力◆4.0
非常勤アルバイトでも専任のエージェントがサポート
女性医師のキャリア相談実績も豊富
◆拠点数◆5.0
全国に16拠点を展開 四国、沖縄に支社があるのは民間医局だけ
◆情報コンテンツ力◆4.5
個人でも団体割引料金で加入できる「医師賠償責任保険」を提供(業界最安値水準)
「レジナビフェア」の開催 医師向け専門誌「ドクターズマガジン」を発行

3位:エムスリーキャリア4.1

「m3.com」を運営するエムスリーグループ 関東ならおすすめ度No.1
◆求人数◆3.5
常勤15,200件以上 非常勤4,600件以上
合計19,800件以上の求人数(2019年12月)
◆コンサルト力◆5.0
関東内40%以上の病院の求人を把握
転職希望の医師登録数は7年連続No.1
◆拠点数◆3.0
全国対応しているが拠点は東京と大阪だけ
◆情報コンテンツ力◆5.0
27万人の医師会員が登録する「m3.com」を運営

4位:マイナビDOCTOR3.8

大手転職サイト「マイナビ」が運営 産業医を探すならここ
◆求人数◆3.5
常勤7,800件以上 非常勤7,500件以上
合計15,300件以上の求人数(2019年12月)
◆コンサルト力◆4.5
産業医や健診などの一般企業での求人はトップクラス
◆拠点数◆4.0
全国展開しているが関東が中心
◆情報コンテンツ力◆3.0
情報コンテンツはあまりなし

5位:Dr.転職なび3.8

大手で求人数も多いが特徴が乏しい
◆求人数◆4.5
常勤14,600件以上 非常勤7,600件以上 スポット6,100件以上
合計28,300件以上の求人数(2019年12月)
◆コンサルト力◆3.0
医療経営士の有資格者がそれぞれの医師を担当
◆拠点数◆4.5
全国11か所の拠点
◆情報コンテンツ力◆3.0
情報コンテンツはあまりなし

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