グラム陽性桿菌

グラム陽性桿菌は大きくわけて4種類。

最後のClostridium sppは嫌気性菌。

1.Bacillus spp(バチラス)

芽胞を形成する大型菌。多くは土壌、水、草木に広く存在。

1)B.anthracis(バチラス・アンスラシス):炭疽菌、4類感染症

2)B.cereus(バチラス・セレウス)

食中毒やカテーテル感染の原因菌。潜伏期1-6時間で悪心、嘔吐を主症状とする毒素型と潜伏期10-13時間で下痢を伴う腹痛を主症状とする感染型の2型がある。

Txはクリンダマイシン(CLDM)、バンコマイシン(VCM)が第一選択だがニーーキノロンやカルバペネム系も有効。

3)B.subtilis(バシラス・サブティリス):枯草菌

2.Listeria monocytogenes(リステリア・モノサイトジェネシス)

小児や免疫不全患者の化膿性髄膜炎の原因菌。Txはアンピシリン(ABPC)の大量療法。

3.Corynebacterium spp(コリネバクテリウム)

1)C.diphtheriae(コリネバクテリウム・ジフテリア)

咽頭に感染し毒素を放出し心筋炎や昏睡に至る。致死率5-10%。4種混合ワクチン(ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオ)。二類感染症。日本での最終報告は1999年。

2)C.jeikeium(コリネバクテリウム・ジェイケイアム)

皮膚の常在菌でありコンタミ菌。まれに骨髄炎。多剤耐性てありTxはバンコマイシン(VCM)

4.Clostridium spp(クロストリジウム)

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