今回はドラマでも取り上げられ注目度の高いDMAT隊員のなる方法について書いていきたいと思います。
DMATとはみなさんもご存じのとおり災害派遣医療チームのことで、「Disaster Medical Assistance Team」の頭文字をとってDMATと呼ばれています。
DMAT隊員の構成は医師が1名以上、看護師が2名以上、事務職員1名以上(薬剤師、作業療法士、救急救命士等)で最大5名でチームを組んで活動します。
DMAT隊員なる資格は?と思うひとが多いとおもいますが、特別な資格はいりません。
もちろんDMAT登録が医師なら医師の資格、看護師なら看護師の資格が必要ですが・・・。
一番大事なのはDMAT隊員になるやる気です。
他にDMAT隊員になる最低条件として災害拠点病院に勤めることです。
DMATがある病院は災害拠点病院に指定されている必要があります。
逆に災害拠点病院に指定される要件にDMATがないといけませんので、必ず災害拠点病院にはDMATがあります。
災害拠点病院は平成27年4月時点で694病院あります。
少ないところだと県に数個しかありません。自分の病院が災害拠点病院か確認してください。
もし災害拠点病院でない場合は一番早いのは転職ですね。
災害拠点病院だった場合は、病院内での選抜に選ばれなければなりません。
選抜の方法は自薦であったり他薦であったり、病院によって異なると思います。
まずはご自身の勤めている病院の情報を先輩等からゲットすることが一番です。
ただどこの病院でも選抜に選ばれるのはさっきも述べたように、一番大事なのはDMAT隊員になるやる気です。
しかし選抜する側もそのやる気って評価するのは難しいですよね。
そのため医師も看護師も何科(どの病棟で)で働いてるかと資格が重視されることが多いです。
医師の場合は 救急科 が圧倒的に多く、 集中治療科、外科、整形外科、脳外科 等もいます。
医師の資格としては ACLS、ICLS、JATEC、JPTEC 等の蘇生および外傷診療に精通していると重宝されます。
ただ医師の場合は所属している診療科がものをいうことが多いです。
看護師の場合は 救急外来(ER)、救命センター、集中治療室、外科系病棟、循環器系病棟 で働いている看護師が多いです。
看護師の資格としては医師と同様 ACLS、ICLS、JNTEC、JPTEC 等の蘇生および外傷診療に精通していると重宝されます。
さらに上の目指すなら 認定看護師 等もあります。
看護師の場合はどこで働いていることよりも看護師長等の推薦が大事なことが多いです。
そのために日常業務を大事にやっていくことであったり、資格の取得をしておくと選ばれやすくなります。
こんな偉そうなことを言っていますが実は現在働いているところには災害拠点病院ではなく、もちろんDMATもありません。
そこで私は現在働いている病院を災害拠点病院にし、DMATを組織しようと考えています。
目指せDMAT隊員!!! みんなも一緒に頑張りましょう!!!
コメント